銀座の高級クラブでは、若さを売りにした色恋営業のような安い売り方はしません。もちろんお客様を大切にしますし、知的好奇心も旺盛で会話でお客様を楽しませたりなかには座っているだけでも美しい華のある女性もいます。ですが、銀座のホステスとして働くのであれば“女性としての品格”ほど重要なことはありません。そのためにも男性が女性として魅力的だと思える所作を身に着けておく必要があるのです。
■銀座のホステスは所作の美しさで品格を作る
銀座にはたくさんの高級クラブがあり、そこに働いている女性がいます。そのなかでお客さんがあなたを選んでもらうためには、心身ともに美しいことは必須です。顔がきれいなのはもちろんのこと、立ち振舞や言葉遣いの美しさに女性としての魅力を感じます。銀座にくる男性は良くも悪くも上質なものに慣れています。立ち振舞からきれいに見せる努力はホステスとしても初歩中の初歩でもあるのです。
例えば銀座の高級クラブでは座っているときの姿勢や、指先なども指導されます。基本的に指と指の間を離さずに、ツメ先までまっすぐの伸ばし、手を添えるだけでも指先がきれいに見えます。もちろんツメや指先のお手入れはかかせませんし、ガサガサでツメが割れているとかネイルが剥げているのは論外です。
また席につくときに足を組むのはNGです。足を揃え膝をつけ軽く横に足を流したまま、背筋を伸ばして座ります。なかには銀座のマナーを知らずにお客様の席で足を組むホステスもいますが、ママから注意を受けるはずです。キャバクラなど安いお店になると何も言われない場合が多いようです。
他にも何か物を取って渡すときにも基本は両手を使うものです。片手を出したほうが気軽にできますが、丁寧に見えますし女性らしくも可愛らしくも見えます。片手だけだと雑な印象に見えてしまい品のない女性に見えます。
お酒の席とはいえ、あくまでも仕事です。所作の一つ一つを丁寧に行わないと、お客様は思っている以上にしっかりと見ています。同伴やアフターに行くときも、美しい所作ができていない女性を行きつけのお店に連れていきたいとは思えません。男性が連れていきたいと思えるような素敵な女性でいる必要があるのです。
最初は多少ぎこちなくても大丈夫!まずは見よう見まねで学びましょう
銀座の高級クラブで働く上で覚えておきたい最低限の所作について説明しました。お店によっても変わりますし先輩のホステスさんを、見ながら学ぶ姿勢も大切です。最近は動画も溢れているので、そのような動画を見つけて勉強するのも良いかもしれませんね。